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プロフィール |
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大切にしていること |
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吹田市議会議員
http://www.kamiyasohei.jp/ |
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これから10年20年日本には厳しい時期がやってきます。
そのとき諦めたりしょげたりするな。来るってわかっているんだから用意しておこう。しんどいってわかってるんだから、そのために準備しておいて、しんどい時期が来たら、周りがしんどいしんどいと言っている中で、「よし!このために準備してきたんだ」「俺がこの国を支えてやるぞ」という気概と能力を身につけておこう。
これから、少子高齢化で負担も大きくなって、内需も減って、経済的にもつらい時期がきます。若者が生きていく術というのはバイタリティを持って新しい産業を生み出していくとかアジアにどんどん出て行って人口が増えている地域で稼いでくるとかですよね。
だから、そういうチャレンジをどんどんやらないといけないのに、ちっちゃい自分の殻に閉じこもって貯金をしてみたりだとか、ちっちゃい家を買って満足してみたりだとか、そんな自分の事だけを考えるんじゃなくて、もっともっと大きなものを意識してほしい。
我々は日本という国から恩恵を受けているじゃないですか。日本という国に生まれてきただけで1億円の宝くじを持って生まれてきたようなもんなんだから。だから、甘えずにもっとやれと言いたいですね。
で、こんな偉そうな事いうには人の3倍働かないといけないわけですよ(笑)。
-大きいものを意識するうえで-
まずは目標を定める。そして、志を立てることですかね。成功者のほぼ100%に言えることだとおもいますけど、目標を定めて、そこまでの計画を決めないと成功しないんですよ。
そして、志は自分がやりたいだけじゃだめなんですよね。自分がやりたいことと人の役に立つ事この2つが含まれていて初めて志になるんですよ。僕は政治家でそれは必ず人の役に立つと信じられるからがんばれるんです。これが、自分のやりたい事だけだと自分が嫌になったら辞めちゃうんですよ。でも、人の役に立ついことというのは人に応援してもらえるから、自分が嫌になっても辞めれないです。それを僕は志と呼ぶんです。志を立てましょう! |
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取材記事 |
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吹田市議会議員 神谷宗幣 |
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若者の意識を変えようという思いで吹田市の市議会議員をやっています。
若い議員で集まって、20代、30代、できればそれよりも若い世代の意識を変えていくことで日本を良くしていこうという思いで政治をやっています。
◆具体的にはどのような活動をされているのでしょうか?
学生をインターンで受け入れていろんな研修をしていたり、インターネットやブログなどを使って情報発信をしています。他には議員を集めて龍馬プロジェクトというものをやっています。政治にはいろんなしがらみや利権があるんですよね。これはどこの国でもあるんですけど、今は情報社会ですぐに国民がわかるんですよね。そうすると、若者が政治を見れば見るほど嫌になってしまうんですよ。だから、利権やしがらみに縛られないモデルを提案しようと動いているのが龍馬プロジェクトです。
具体的に何やっているかというと、去年1年間で国内40か所を回って、志ある仲間を集めました。そして、今年の4月に地方統一選で首長候補を擁立して、勝ちます。その首長を中心に地域ごとで新しいモデルを創っていきます。
◆ちなみに吹田ではどのようなモデルを考えられているのですか?
吹田であれば、教育ですね。例えば、新しい学校を1つ作って、最新型の学校にします。そこは幼稚園から一貫の教育で、幼稚園では読み書きそろばんを全て教えます。そして、小学校では様々なミッションを与えて、脳幹を育てていきます。そうすることで、ストレスに強くて、挑戦意欲の高い子どもたちが育ちます。私の考えでは小さい頃に苦労すれば、ニートもいなくなると思うんですよね。
◆やりがい
何の組織もバックもお金もないんですけど、それでも一生懸命やっていれば、応援してくれる人が増えます。
一生懸命やっている姿を見せて、賛同を得たときとか困っている人を助けてあげて、お金じゃないありがとうをもらったときとか、自分ががんばっている姿を人が応援してくれていることへの感謝。
もうひとつは自分が関わった若者がしっかりしてきたなと感じると嬉しいですね。だから、そういう面では政治家というよりも教育者に近いのかなと思います。
◆どうしてそこまで仕事に注ぎ込まれるんですか?
とことんやらないと人が付いてこないからです。言葉だけじゃ人は付いてこないんです。それに仕事の幅がとっくに市議会議員の枠を超えているので、人の3倍働かないと仕事が終わらないんですよね(笑)。
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“何でもできる”でも、孤独な時期 |
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小学校の前半がいじめられっ子でコミュニケーションを取るのが苦手でしたね。
でも、小学校の後半に好きな子ができて、がんばって勉強も運動もするようになると、いじめなくなって、さらに、小学校を仕切るようになったんですよね。
ただあまりにもやりすぎて、中学校は孤独な学生になってしまったんです。
だから、中学校は孤独に自分と向き合っていろいろやっている学生でした。
ただし、勉強も運動も結構できる嫌みな学生でしたね(笑)。
でも、中学3年生のときにこのままじゃダメだと思ったんです。 |
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強い人間になろう |
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高校では自分の殻に閉じこもるんじゃなくて、まずは自分の事を人に話せるような人間になろうと思って、思いついたのが彼女を作ることやったんです。
高校1年生のときに2つ上の先輩に恋をして、付き合う事になりました。そこで、今まで自分がいろいろ考えていた想いを彼女に伝えたんです。そしたら、3日後に振られましたね(笑)。
それが僕の高校時代をほぼ決定づけて、勉強と運動だけじゃダメなんだなと気付いたんです。
今の日本の学生って運動と勉強ができたら、だいたいちやほやされるじゃないですか。僕も価値観として、運動と勉強ができればいいやと思っていたんです。
でも、どれだけ運動と勉強ができても、自分が本当に好きな人にも振り向いてもらえない人間じゃ意味がないなと思ったんです。
そこで、「どんな人間になればいいんだろう?」という人間学というか、人格形成についてずっと悩んでたんです。結果、「強くなろう」と思いました。
軸を持ったブレない強さを持とうと思ったんです。その考えが今も生きていて、どんなに人から誹謗中傷されても、自分がやってる事は正しいんだと考えられます。もちろん、考えを改める事はありますよ。ただ他人から言われたから変えるのではなくて、最後は自分が判断して改めるんです。
いろんな事を言われます。大体は妬んだり、羨んだり、そんな気持ちから出てくる文句です。でも、その中でも本当に自分の事を思って言ってくれるアドバイスもあります。それを見分けるんです。見分ける方法はその人の行いを見たらいいんです。頭でっかちの口だけの人か実際に経験を積んできた人か見るんです。だから、僕は聞く人の話は本当に素直に聞くし、聞かない人の話は全く聞かないですね。
◆そういう判断基準と呼べるものが軸なんですね。その軸はどのように作ってこられたんですか?
まずは本を読みましたね。三国志とか戦国時代の武将の話とか歴史の本をたくさん読みました。今、平和だから僕たちは戦う事はないけど、やっぱり生死をかけて生きている人には人間の本質が出ていて…失敗したら死ぬんですから、必死でしょ。そんな必死で生きている人からは学ぶことがたくさんありました。ま、わかりやすく言えば、僕は現代の侍になりたいと思ったんですよね(笑)。俺は平成の世にいるが、気持ちは乱世を生きるぞ!!ってね。 |
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世界を見て思ったこと |
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大学1年の時は普通の大学生でしたね。でも、1年の終わりに世界を見ようと思って、3年でバイクで日本一周をして、4年で世界を見に行こうと思ったんで、それまで所属していたサークルを全部辞めて2年間、バイトに明け暮れました。
そして、3年の時に北は稚内から南は沖縄まで日本を一周しました。その旅行で気づかされたのは日本は単一民族の国じゃないってことです。地方地方で価値観が全然違っているんです。
「俺は日本の事何も知らないんだなぁ」そう痛感して、世界へ出る決心ができました。世界に出るのは休学もしないといけないし、リスクが大きかったんですが、そこで、一歩踏み出せてくれたのは小学校6年生のときに担任の先生の「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉でした。買ってでもするのかそれなら、やってみよう!と思ったんです。
それから、カナダに留学しました。そこでアジアの他の国から来た若者と出会いました。アジアの若者ってすごく元気でバイタリティがあったんです。自分たちの歴史の事とか将来の事とか、議論を吹っかけてくるしね。単刀直入にいろんな事を投げかけてくるし、いろんな事を考えてる。
なんで、こいつらこんなんやろなと分析してみると、そいつらは自分の事だけじゃなく、周りの事や国の事を真剣に考えていたんですね。
当時、僕は自分のことしか考えてなかったんです。自分自身が立派な人間になるために勉強してたんです。それはそれで悪い事じゃないんだけど、その先があったんですね。
その先は、自分が立派になってその力を自分自身のためだけじゃなくて、周りの友達や家族、さらには自分が所属する国のためにどうやって発揮していくのかという事です。
そんなアジアの若者を見ていたら、10年後、20年後、日本は国として抜かれるなと感じたんです。それで危機感を感じて政治家というものを志しました。 |
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社会人になり |
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日本に帰ってきて、弁護士になって、政治家になろうと思っていたんです。
でも、そううまくはいかなくて、実家のスーパーが倒産の危機を迎えたんです。帰って立て直そうとしましたが、結局、大型の資本にお客さんを取られて倒産させてしまったんです。
自分が抗えないような状況の中で時代の波に飲まれて、家を失って、周囲の冷たい目にもさらされ、婚約も解消されてしまいました。このときが一番つらかったですね。
死のうと思いましたから。
でも、そんなとき友達が電話をくれて言ってくれたのが「神様はその人に乗り越えられない試練を与えないから、あなたがそれだけしんどい思いをしているということは神様に見込まれたということだから、あなたに与えられた使命は何なのか考えてみてはどうだ。」ということでした。
その言葉を聞くまで、「何で俺ばっかりこんなしんどい思いをしないといけないんだろう。」とずっと「なんで?」「なんで?」やったんですが、その答えが神様に見込まれたからだったら嬉しいじゃないですか(笑)。
そこで、自分は損をしているんじゃなくて、課題を与えられて、それをどうやって乗り越えていくのかという発想に切り替わったんです。すごく単純なんですけど、大事ですよね。 |
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高校での経験「教育を変えるしかない!」 |
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高校の先生もやりました。高校の先生をやって気づいたのは今の子供たちが自分たちよりも弱くなってしまっているということです。これは教育を変えるしかないと思いました。
でも、借金も背負って、仕事もなくなって、心が折れそうでした。
しかし、そんなときに背中を押してくれる友人や発破をかけてくれる友人がいて、さらに大学院に行く資金も貸してくれました。
もう一度大学院で法律を学んで、いろいろ思うところがあって吹田の市議会議員に立候補したら、当選したんです。
何かの運命を感じて、そこから使命感が生まれました。 |
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龍馬プロジェクトと自身の今後のビジョン |
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龍馬プロジェクトはまだ仲間が200人ぐらいしかいないので、もう少し仲間を集めたいと思っています。
そうしたら、2つの班に分けたいと思っています。国家ビジョンを考える班と地方自治体でモデルを作る班です。
今の日本の政治の延長線上に明るい日本の未来はないと思っています。だから、一度リセットしないといけないんです。
つまり、平成版の大政奉還のようなことを行いたいと考えています。しかし、具体的に何をするのかはもっと検討が必要なので、地方統一選挙が終わったらそれを考えていきたいです。
個人的には政治は10年ぐらいしたら辞めたいと思っています。
そして、自分で学校が作りたい。
その学校のコンセプトは決まっていて、「日本のリーダーを育てる学校」です。
俺は将来政治家になるとか俺は将来社長になるという人を育てる学校を作りたいんです。そんなの無理だと言われますけど、絶対無理じゃないんです。
昔、吉田松陰が開いた松下村塾から大物が何人も出ているんですから。情熱があってしっかりとした行動哲学があって、理念を小さいうちにしっかりと教育しておけば、そこからリーダーは育つんですよ。 |
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現在33歳、坂本龍馬が亡くなった歳を生きる自分として |
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がんばろうと思いますね。僕たちの代は政治家の中では一番若いんですよ。
だから、「お前らみたいな若造が」と言われたりします。
昔は「まだ若いからこれぐらいできればいいや」という思いがあったんですね。でも、歴史を遡れば18歳でもすごい事やっている人はいるし、坂本龍馬だって、若くして意識改革をして立ちあがったわけじゃないですか。
だから、年齢とか関係ないんですよね。本気になった奴はやるし、本気にならなかった奴は言い訳だけしてる。そうやって覚醒すると、周りの日本人の若者はしょぼい奴が多く見えてしまいますね。それは能力がないんじゃなくて、気が付いてないだけなんですよね。
僕は自分が押しつぶされそうになると、「いや、もっとできるはず!だって、坂本龍馬は33歳で日本を変えたじゃないか」と考えられます。あの人に出来て俺に出来ないわけがない。坂本龍馬はそういう対象ですね。
◆そんな神谷さんを一言で表すと?
行動の人ですね。考える前にすぐに行動してします。もうちょっと考えろってよく怒られちゃうんですけど(笑)。
◆好きな本や人を教えてください
好きな人は坂本龍馬、吉田松陰ですね。
坂本龍馬の好きな言葉は「世の人は我をなんとも云わば云え、我が成すことは我のみぞ知る」です。すごい人がやることは他の人にはわからないんですよね。だから、嫌なこと言われても「言ってればいいんじゃないの。」っていう発想が大切ですね。
吉田松陰の好きな言葉は「志を立てて、以って万事の源となす」です。やっぱり志がないとだめです。
好きな本はサミュエル・スマイルズ(Samuel Smiles)の『自助論』ですね。 |
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